あの時、声をかけていれば、という後悔
教員になる前、私は会社員として働いていました。
ある時、同僚が、見るからに元気がない時期がありました。
「しんどそうだな……」と感じていながらも、忙しさに追われ、
「もう少し様子を見よう」と自分に言い訳をしてしまいました。
その数ヶ月後、その方はとうとう限界を迎え、仕事が続けられなくなりました。
あの時、「最近どう?」と一言、声をかけていれば、何かが変わっていたかもしれない。
その時の拭いきれない後悔が、私の活動の原点になっています。

先生を救わない限り、教育の未来はない
中学校の現場に身を置く今、私はかつての同僚と同じように、
一人で限界を抱えている先生たちの姿を目の当たりにしています。
文部科学省の調査でも、教職員の休職者数は過去最多を更新し続けています。
不登校の急増など、現場の困難さが増す中で、本来支える側であるはずの先生たちが、
かつての私の同僚以上に余裕を失い、孤立しています。

なぜ「変えたい」と思う人ほど
苦しくなるのか
なぜ、現場の先生たちはこれほど疲れてしまうのでしょうか。
それは、努力が足りないからではありません。
むしろ、「学校をもっと良くしたい」と思う先生ほど葛藤を抱えやすい現実があります。
学校現場には、ときに次のような難しさがあります。
- 新しい挑戦が進めにくい組織構造
- 前例を重んじ、変化に慎重になりやすい文化
- 「どうせ変わらない」と感じてしまう空気
こうした環境の中で、挑戦しようとする人ほど孤立してしまうことがあります。
その結果、「変えたい」と思う人ほど疲れ、現場を離れてしまうことも少なくありません。
学校の外に、つながれる場所を
現場で多くの先生と出会う中で、私は気づきました。
「もっと良くしたい」と願う先生ほど、悩みを一人で抱え込んでしまうこと。
もし、学校の外にも、安心して語り合い、学び合い、支え合える仲間がいたら。
小さな挑戦を共有し、励まし合える場があったなら。
現場は、少しずつでも変えていけるのではないか。
その想いから生まれたのが、中学校てらすです。

学校や地域を越えて先生同士がつながり、対話し、学び合い、挑戦を続ける。
その循環が未来の学校を変えていくと信じています。
中学校てらすが起こす、現場からの革命
挑戦は、一人では続けられません。
同じ想いを持つ仲間と出会い、支え合うことで、諦めかけた心も再び前を向くことができます。
現場を変える挑戦は、一人では続きません。
しかし、同じ想いを持つ仲間とつながることで、小さな一歩を踏み出す勇気が生まれます。
中学校てらすでは、
- 他校の先生と実践を共有し、新しいヒントを得る
- 悩みを相談し次の一歩を一緒に考える
- 挑戦した実践を仲間と振り返り、自信につなげる
こうした対話と実践の循環が、先生一人ひとりの現場に小さな変化を生み出していきます。
小さな成功体験は、「変えられる」という実感に変わります。
その積み重ねがやがて学校の景色を変えていきます。
他の誰でもない「自分達」で未来を切り拓く
誰かが教育を変えてくれるのを待つのではなく、
現場にいる私たち自身が未来をつくっていく。
子どもたちが「行きたい」と思える学校。
先生たちが「ここで働きたい」と思える学校。
そんな学校を、日本中に増やしていきたいと考えています。
一つひとつの小さな挑戦の積み重ねが、
やがて学校の景色を変えていく。
私たちは、その変化を仲間とともに生み出していきます。

全国の中学校を、HAPPYに
中学校てらす リーダー 青野祥人
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